そして残るは最難関。
胃カメラのみ。
お掛けになってお待ちくださいと
通された長椅子に座る。
こちらの健診センターでは
いわゆる寝ている間に
すべてを済ませてくれるような
麻酔は行っていないという。
そうだよね…
麻酔ってあんまり身体によくないらしいし。
胃カメラに慣れるしかないな…。
今までサクサク進んだ健診も
ここにきて20分以上待つ。
その間にスマホでググる。
「胃カメラ コツ」 「胃カメラ 楽 方法」
なんとかコツを掴んでしまいたい。
名前を呼ばれる。
問診と凍らせた薬(喉の麻酔)を飲む。
そしていよいよ順番が!
去年の先生よりもっと若い先生だった。
まだ30歳前なんじゃないだろうか!?
言葉少なげなその先生によって
遂に恐るべき胃カメラが始まった。
こわくない。落ち着け。
呼吸を深く。
自分に言い聞かせるけど
やっぱりダメだったぁぁんヽ(゚Д゚; )ノ
めちゃくちゃ苦しい。
げっぷを我慢することが大事と
さっき読んだ「胃カメラのコツ」にも
あったけど、
そもそも普段げっぷが出ない体質の私。
我慢ってどうしたらいいのよー(T^T)
胃を診るために大量の
空気を送ってるらしいけど
何度もげっぷが出てしまう。
大量の涙もだらだらと垂れ流す…。
看護師さんが
背中をさすってくれているのが
唯一の希望の光。
もう本当に苦しくて苦しくて。
死の恐怖すら感じた。
終わると…軽い胃炎との診断。
そして食道と胃のつながり部分の
胃の所が、標準より
キュっとなっていないらしく
そのせいで胃カメラが困難かもしれないと…。
私は先生に相談する。
「胃カメラ3年に1回とかでもいいですかね?」
↑もうね。勝手に提案…。
先生は私の勢いにゾッとしたのか
「そうですね…いまのところ
それで問題ないと思います」と言ってくれた。
(もう言わないと終わらない空気を感じた!?)
看護師さんにも言われた。
「去年も大変でしたか?」
やっぱり私は胃カメラ下手くそらしい…
先生と看護師さんに
お詫びとお礼を何度も言って
検査室を後にする。
これにてすべての健診終了。
来年は胃カメラお休みしよう…
そして身体に多少負担でも
眠っている間に診てくれる
胃カメラも検討しようと
数十分前とは真逆の事を思った。
後は後日結果待ちの書類を待つのみ。
今年の健康診断。
なんとか終了。
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