ガードルに頼るしかないっ

保護者会があった。
年度始め。息子が恥をかかないよう
ビシッとしなくては。

チョイスはキレイ目のシャツに
黒のロングタイトスカート。

貧乳がゆえ、ブラウスは問題ない。
タイトスカートは…
こりゃどうしたもんか…。

いつもの様に必殺技の
キツキツのガードルで乗りきることにする。
なんとかグッとガードル内に肉をねじ込む。

少しでもお腹がへこむように
昼は抜く。
食べたいものを我慢する。

ブラウスをロングスカートにイン。

鏡を見ると、実体重より
確実に痩せて見える!
と思う。

私は、体型をカバーするため
ふわっと、したものばかり着ると
余計に太って見える。
ある程度締め付けてでもピシッとしたものを
着用する方が、まだ痩せて見える!
と、思う。



鏡越しにだらしなく
エストの所に丸まったブラウスが見えた。
スカートの中から、手をのばして
それを引っ張ろうと思ったら
丸まったものはブラウスではなく
ガードルで押し上げられた
肉塊だった…( ̄□ ̄;)!!

こ、こ、これが…
あの浮き輪ってやつか。
大人が子供用の浮き輪に
はまっちゃってるかの様な肉の塊。

キャャャァァ。

本当にこわい。

仕方がないから
カーディガンを羽織って出掛けた…。


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