女上司は穏やかに見えるけれど
自分のことしか考えていない人だった。
と言うのが確信にかわったから。
こういうものがわかる資料が欲しい。
と言われたら自分なりに考えて
グラフにしたりリスト化して提出した。
ルーティン業務も常に先回りしてこなした。
女上司が不在の時はわかる範囲、
出来る範囲まで進めていた。
それで
｢いつもありがとうございます！助かります！｣
と言われていた。
多少の理不尽やおやっ(´・ω・`)?
と思う事があっても自分の気にしすぎ？
と思ってやり過ごしてきた。
ある日同じ部署にもう一人新しく
パートを採用すると。
時期が悪かったのか…
面接にはひとりしか来なかった。
そしてその人を採用した。
その人は事務経験ありと言っていたが…
エクセルで上書き保存も印刷も
知らなかった(ーー;)
｢どこまでわかるのか知らないと
お互い困るので…
どれくらい出来るのですかね？｣
と聞いてみると…
｢すいません。(全部)よくわからないです。
でも打つのは(入力)早いんてす！！｣
と、張り切って言った彼女の
打つのは(入力)…たいして早くもなかったし
打つのが早いのを求めている職種でもなかった。
このパートさん、私はかなり苦手だった。
仕事はできないのにおしゃべりなのも
ちょっと…(ーー;)
女上司は彼女が入ってから急に威圧的になった。
その変わりっぷりに驚いた。
大変な社員が居て
助けてあげられることがあっても
基本｢大丈夫？｣と心配そうに声をかけても
一切手伝わない。
それどころか…影でその社員の悪口を言うようになった。
あんなに心配そうに
仲良さげに声を掛けておいて…(; ﾟ ﾛﾟ)
常に今現在でムカついている人の悪口を
誰かしらに話していた…。
人間誰しも裏表はあるもんだ。
だけどこれほどまでにも違うなんて
ひどく驚いた。
私は出来ることならと
強引に大変な社員を手伝うことにした。
きっとそんな事も気にくわなかったんだろう。
早く仕上げたいと急かされていた仕事を
いつも通りに出来るところまで
先回りしてやった仕事に
女上司がお怒りメールを送ってきた。
【なぜ許可なく進めたのですか！！
今すぐにやめてください！！】
私はいつも通りの対応で
何でこんなに怒ってるのか
不思議に思いながらも
【今できるところまで
やっておいただけですが…
申し訳ありません。】
と、返信をした。
するとすぐに外出していた女上司から
電話が掛かってきた。
すごい剣幕で｢なんでだ！｣｢どうしてだ？｣
と責め立てられた。
｢いつもと同じことをしてなぜ
こんなテンションで叱責されるのか
意味がわかりません。｣
思ったまんまを言い返す。
｢私が居ない間に…｣とか
｢私が上司としての器がないからですか！？｣とか
｢この仕事は私が関わらなければいいですか！？｣
とか、こちらが思ってもいないことまで
ハチャメチャな事を言い出した。
論点ずれまくり。
もう話しにならない。
私の怒りもピークに達する。
しかし落ち着けと自分に言い聞かせる。
｢わかりました！！
それなら今後は指示がなければ動きません！！｣
そうやって話を収めて電話を終えた。
新しく入ったパートさんは
｢なんであんなに怒ってるんですかね。｣
ニヤニヤしながら言う。
それにもイラついた…
ポチっとありがとうございます。
とっても嬉しいです。
