無理ですと叔父に告げる


仕事中にショートメールが入っていた。

叔父から「時間があるときに電話ください」と。

だいたい検討はつくけれど
気持ちがザワザワする。


仕事が終わって電話すると

「兄貴の事を(←私の父)
 一番心配しているのは
 ◯◯(←私の名前)だもんな。」
と切り出される。

「もう、とっくにしてないんですけど。
 何度も言ったよね?」

強めに言う。


父がボケてるらしいので
どうにかしてほしいと言う事らしいけど。
(病院に一緒に行くとか?)


私には何も出来ない。


なんでこんな時だけ…


先日、私の事を苦労しただろう。
もういいから。何もしなくていいから。
と言った叔父はものの数日でコロッと
私に動けと言う。


「無理です。」


普通に考えたら年老いた親を
放っておく娘なんてと思うだろうが
それだけ耐え難い事があったのだ。


「そうは言っても親なんだから」
と言う人は同じ目に遭っても
そんな気持ちでいられるのかと
聞いてみたい。聞かないけど。


よくわからないできれい事を
言うもんじゃないなと私は学んだ。



どれだけの事があったのか…
こんな風に思うまでの葛藤を
思い返すだけでも吐き気がする。


叔父は
「そうかい。わかったよ。悪かったね。」
優しく言って電話を切る。


叔父には申し訳ないけど…
もう無理なんです。
本当に無理なんです。



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