彼女の話からいじめを考えた

今日、耳にした話。

小学生の頃
いじめに遭っている友人を助けることなく
リーダー格の女の子側についていた。
特に自分が何かをしたわけではないけど…。
まぁ、一緒に無視をした位で…。

それを母親にとがめられた事があると。

彼女は言った。

彼女の両親はいじめに遭っている子の家族と
仲が良かったとやらで
「(いじめららてる子の親から)
 散々文句を言われたんだから!」と。


彼女は助けられなかった友人の事を
後悔しているのかと思った。



でもそうじゃなかった。


「そんなの知らなくない?
 自分の友達だからって私には関係ないよね?
 リーダー格に文句を言えばいいのに!」


そういう話なのか…



彼女にも子供がいる。
「こどもには、ぜひとも傍観者でいてほしい」
と、満面の笑みで言った。


いじめなんて我が子がする訳ないし
されないに決まってるって思ってる。


決して彼女は悪い訳ではないと思う。


当事者にならないとわからないんだと思う。

皆だいたいそう思っているんだと。



良いとか悪いとかでなく
各々がこんな考え方だから
こじれていくんだなーと
なんだか、残念な気持ちと
息子が小学生の頃にあった
他者のトラブルの謎が解けた気がした。


息子は当事者にになることは 
なかったけど、私にはいつも危機感があった。

私の幼い頃の話。
いじめられっこだった同級生が
大人になって
「皆にいじめられた」と言っていて
私は何もしていない!と胸を張っていたのに
助けない限りは同罪なんだな…と思い知ったから。

それがすごく苦しかったから。

でもまぁ、仲裁に入るっていうのも
大きなお世話なんだろうし…

難しい。


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