父からの封書

私が疎遠にしている
父から息子宛に時々手紙が届く。

どこかでもらってきた
カレンダー等を送ってくる。

私が相手をしないからか…
こうして何かを送ってくる。


今回は私が小学生の頃の写真が
同封されていた。


何かしら私からの連絡を
期待しているのかもしれないけど。


写真には元気に遊ぶ私の姿が。
そろそろ平成になろうとしている頃。
こんなに貧乏臭い格好を
している子いたんだと思わせる。

両親は共働きだったので
鍵っ子だった。
それはまぁ良しとしよう。
しかし首からぶら下げた鍵。
ビニール紐だよ (゚Д゚ )
しかも青いやつ。
首もとにガッツリ写ってる。


洋服だって、悪意を感じるほど
とんちんかんな組み合わせ。
柄にチェックとかあり得ない。
色の配分おかしいし。


そして靴下履いてない…。


一緒に写っている友達数人は
昭和後期らしい服装とはいえ
普通に色の配色もコーディネートも
おかしくない。


私、よくいじめられなかったな…


両親は本当に私に興味がない事が
写真から伝わってきて
いたたまれない気持ちになる。


「当時はお金がなかったから」
母が言うのを、今は笑って聞き流すけど
私は覚えている。


母は着る事もない
数万円もするスーツを時々買っていたし
父は月に1度は遠いこだわりの理容院まで
通っていた。


二人とも飲みに行くのが好きだったし。


まぁ、お金の使い所が私とは
違っていたんだなと思うことにするけど。


写真の中で笑う自分に同情する。



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