事件でT子を思い出す

九州で5歳の男の子が餓死と言う
ショッキングな事件。

事件の内容がわかってくる度に
男の子の健気さに心が痛む。

母親のママ友と言う人物が
事件の鍵を大きく握るんだろうか…。


このママ友なる人物を見て
私はもう10年以上前の事を思い出す。


私には当時とても仲の良い友達がいた。
その友達、T子になんだか似ているから。


T子とは小学校の同級生だったけど
当時は1度も遊んだ事もなかった。


大人になって道端でバッタリ会って
懐かしいねとなって連絡先を交換して
から交流が始まった。


T子は面倒見が良く頼れる存在だった。
時には料理を振る舞ってくれたり
決め細やかな気遣いのLINEを送ってくれたり。


そんなT子とはすごく仲良くなり
あちこち一緒に行ったり
何もないのに一緒に居たり…

数年そんな仲が続いた。



しかしどうしても解せない事があった。

シングルマザーだったT子は
働いていなかった。


人間とは、人との関わり方とはと
立派な事を言うのに働かないで
裕福ではない親に頼るばかりだった。



人様の家の事に口を出すのは嫌だったので
私は、遊ぶのを控える事にした。


もしかしたら…私と遊んでいるから働かない?
と考えたから。


だって当時は、私のパートの休みはほとんど
T子と遊んでいたし。


私が遊ぶのを控えたら働くのかな…と思った。


しばらくするとT子は介護施設
夜勤の仕事を始めた。


続く



にほんブログ村 主婦日記ブログへ
にほんブログ村 
にほんブログ村 主婦日記ブログ 40代主婦へ

にほんブログ村

ポチっとありがとうございます。
とっても嬉しいです。